【画像つき】Windows10 ローカルアカウントとマイクロソフトアカウントの違いとは?

今回は少し専門的なWindows10のお話になります。

Windows10にパスワードを入力して使うときに、個人名やメールアドレスが表示されていると思いますが、この名前を「アカウント」と呼びます。

1台のパソコンを職場や家族で複数人で使っている人は、アカウントを切り替えて使うという操作も行っているでしょう。

普段は意識する必要がありませんが、このアカウントには「マイクロソフトアカウント」と「ローカルアカウント」という2種類があります。

それぞれの特徴やメリットを解説していきます。

アカウントの種類の確認方法

アカウントの種類を調べるには、設定画面を使います。

スタートボタンをクリックし、歯車のマークの「設定」をクリックします。

スタート→設定

スタート→設定

Windows10の設定の中の「アカウント」をクリックします。

アカウント

アカウント

ローカルアカウントとは

設定のアカウントを開くと、最初に「ユーザーの情報」が表示されます。

現在使っているアカウントがローカルアカウントの場合は、名前の下にそのまま「ローカルアカウント」と書かれています。

ローカルアカウント

ローカルアカウント

ローカルアカウントはWindows10以前(Windows95やXPなど)から使われていた仕組みで、インターネットを通さず、パソコンの機材そのものに設定やデータが保存されます。

そのような特徴のため、パソコンをインターネットに繋がないで使用したいという用途が出た場合には、意識的にローカルアカウントを作成・使用する必要があります。

一方、パソコンが壊れた場合には、一緒に全てのデータが消えてしまいます

マイクロソフトアカウントとは

設定のアカウントを開くと、最初に「ユーザーの情報」が表示されます。

現在使っているアカウントがマイクロソフトアカウントの場合は、名前の下にメールアドレス(もしくは電話番号など)が書かれています。

マイクロソフトアカウント

マイクロソフトアカウント

マイクロソフトアカウントは定期的に(もしくは常に)マイクロソフトがインターネットを介してデータを控えており、購入したアプリや音楽・動画、クレジットカード情報、事前にクラウドストレージに保存したデータなどを管理しています。

そのような特徴から、複数のパソコン(家・職場・持ち出し用のタブレットなど)で同じ設定・同じデータを共有できます。

もちろん、パソコンが壊れた場合でも、共有設定になっているデータは消えることなく使用し続けられます。

Windows10ではマイクロソフトアカウントが標準設定

Windows10のパソコンを購入し、最初に電源を付ける場面では、画面の指示通りに操作していくとマイクロソフトアカウントが設定されるようになっています。

目的があってローカルアカウントを使用したい場合は、意識的にそちらの設定を行うように操作する必要があります。

ローカルアカウントのメリット

ローカルアカウント・マイクロソフトアカウントのそれぞれにメリットについて解説してきます。

まずはローカルアカウントについてです。

情報漏えいの機会が少ない

マイクロソフトアカウントは情報をインターネット上に置いていることから、何かの拍子でパスワードを他人に知られると、簡単に乗っ取りや情報漏えいの被害に遭ってしまいます。

ローカルアカウントはパソコンの機材が攻撃を受けない限り情報漏えいは起こらないので、セキュリティソフトの導入でかなりの安全性を確保できます。

場合によっては、インターネットを切断してしまえば完全に被害に遭うことがなくなります。

名前が公開されない

マイクロソフトアカウントは、最初に設定した氏名が様々な場所で公開されます。Outlook(メール)の送信先や、OneDrive(クラウドストレージ)を他人と共有した場合などです。

このような氏名の扱いはGoogle・Appleのアカウントでも行われるので、アメリカのお国柄なのでしょうが、ネットを匿名で使う習慣がある日本人にとっては違和感を覚えます。

ローカルアカウントを使用している限りは、ローカルアカウントに設定した適当な名称以上の個人情報が外部に送信されることはありません。

パソコンが動く限りは消滅しない

マイクロソフトアカウントは、長年使用(サインイン)していないと消滅してしまうとされています。

年に1度しか行わない作業だったり、数年先にまた使うかも…というような用途のアカウントには、ローカルアカウントが最適です。

マイクロソフトアカウントのメリット

マイクロソフトアカウントには、ローカルアカウントにはない様々なメリットがあります。

複数のパソコン・タブレットで設定を共有できる

先ほども少し触れましたが、マイクロソフトアカウントはデータをマイクロソフトが控えている為、設定・アドレス帳・お気に入りや、購入したアプリや音楽・動画、クレジットカード情報、事前にクラウドストレージに保存したデータなどを、インターネットに接続できる環境ならばどこでも取り出すことができます。

家・職場・持ち出し用のタブレットなどの別々のパソコンで作業の続きが行えたり、パソコンが壊れた場合でも別のパソコンですぐに代わりにできるなど、作業効率の面で大きなメリットを持ちます。

これは、ローカルアカウントが主流だった時代のパソコンの「弱点」を克服している状態といえます。

Windowsストアアプリの利用

Windows10には市販のソフトウェアが多いため忘れがちになってしまいますが、マイクロソフトが提供している様々なアプリの使用権が与えられています。

「Office」「Outlook」「Skype」「One Drive」などです。メールやテレビ電話は使いやすさや相手の都合もあって、他社のアプリで代用されてしまう場合も多いです。

「One Drive」は、マイクロソフトアカウントごとに7GBの保存場所が無料で与えられ、一人で使うことも人と共有することもできますので、ぜひ利用したいストアアプリの一つです。

子供のアカウントを管理できる

設定・アカウントの画面を開いた後に、「家族とその他のユーザー」という部分をクリックすると、マイクロソフトアカウントに家族(特に子供)のアカウントを紐づけし、管理できるようになります。

家族の設定

家族の設定

具体的には、子供がパソコンを使う時間、見せたくない情報、アプリに課金する金額などを指定できるようになります。

子供用のアカウントについては、別の記事で詳しくご紹介しています。

子供用のアカウントを追加してフィルタリングなどをかける方法

まとめ

Windows10をインターネットに繋いで普通に使用するにあたっては、まずマイクロソフトアカウントの方が最適です。

しかし、セキュリティや業務上の都合で、パソコンをインターネットから切断したい場合や、利用頻度が非常に少ないパソコンに対しては、ローカルアカウントを使うと良い場面があります。

そういった用途は稀ではあると思われますが、このような機能があるということを覚えておくと役に立つかもしれません。

少しマニアックなお話でしたが、参考にしていただければ幸いです。

かおるやでしたUo・ェ・oU

質問・相談は[email protected]からお願いします。

可能な限りサポートさせていただきます☺

[email protected]かおるや

「参考になった」と思った方はTwitterはてブでシェアいただけますと励みになります。