iPhoneで文書を作成する場合、やはりマイクロソフトのワードに敵うアプリはない気がします。
使い勝手という意味ではGoogleドキュメントに分があるのですが、使いやすさではワードの方がやはり上ですね。
とはいえ、データは全てGoogleドライブで管理しているので、iPhoneで作ったファイルもGoogleドライブに保存したい。
でも、ワードアプリにその機能が見当たらない…。
ということでマイクロソフトさんに直接確認したところ
iPhoneのワードアプリで作ったファイルはGoogleドライブに保存できないことが無事判明しました。
ただし、これでへこたれるかおるやではございません。
ちゃんと解決方法を見つけ出したので伝授しますね。
目次
Googleドライブの中にDropboxを入れ、ワードファイルはDropboxに保存する
iPhoneで作ったファイルは基本的にOneドライブかiPhone本体(のワードアプリ内)に保存する仕様です。
ですが、他のクラウドサービスに保存することもできます。
その対象となるクラウドサービスにGoogleドライブはないけれど、Dropboxがあるのです。
※Googleドライブも対象に入れてくれればいいのに…。
ということで、Dropbox自体をGoogleドライブ内に入れておけば必然的にGoogleドライブに保存することができるわけであります。
パソコンが絶対必要
ただし、この作業を行うにはパソコンが必ずいります。
スマホ1つでは解決できません。パソコンがない方は、パソコンを買うか、漫画喫茶で一時的に使う方法もありますが、大切なデータを扱うことになるのであまりおすすめはできません。
まだ何もデータを入れていないのであれば大丈夫ですが、ちゃんと消さないと怖いですからね。うん、やっぱり漫画喫茶はやめておきましょう。
さて、実際のやり方については以下3つのパターンに分けて説明をしていきます。
- すでにGoogleドライブもDropboxもインストール済み
- Googleドライブはインストールしてあるが、Dropboxはしていない
- Googleドライブはあるけどパソコンにはインストールしていない。Dropboxもない。
※これ以外のパターンの方がいましたら教えてください。追記します。
すでにGoogleドライブもDropboxもインストール済み
手順は次のとおりです。
- Dropboxのソフトをアンインストール(フォルダは消えない、消さない)
- Dropboxのソフトをインストール
- インストール先をGoogleドライブ配下にする
- Dropbox内のデータが同期されるのを確認
- 新旧のDropboxフォルダの中身と同一であることを確認し、旧フォルダを削除
気をつける点としては、Dropboxをアンインストールする前にフォルダを消さないことですね。
先にフォルダを消すと、サーバー内も含めて全データが消えます。
それとDropboxのIDとパスワードは控えておいてくださいね。
Dropboxのソフトをアンインストール(フォルダは消えない、消さない)
まずはパソコンからDropboxのソフトを消しましょう。もちろんコンパネから行います。
コントロールパネル→プログラムのアンインストール→Dropboxを削除

コントロールパネル→プログラムのアンインストール

Dropboxをアンインストールする

「Uninstall」をクリック

これでDropboxのアンインストールは完了です
データ(フォルダ)が消えるわけではありませんので安心してください。
Dropboxのソフトをインストール
改めてDropboxをインストールします。
Dropboxをダウンロード:https://www.dropbox.com/install

Dropboxをダウンロード

「保存」をクリック
ダウンロードが終ったらダブルクリックしてインストールを進めます。

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックしてインストール
インストール先をGoogleドライブ配下にする
インストールする場所をGoogleドライブ配下にしましょう。
直下の方が探しやすくて良いでしょうね。

「詳細設定」をクリック

「その他」をクリック

「ユーザー」をクリックして開き「Googleドライブ」を選んで「OK」

「自分のDropboxを開く」をクリック

「スタートガイド」は右上の✕を押して消しましょう
Dropbox内のデータが同期されるのを確認
Googleドライブの中にDropboxができました。

Googleドライブの中にDropboxができた
ここまでできたら、Dropboxのデータが同期されるのを待ちましょう。
データ量が多い場合はけっこう時間がかかります。回線速度も影響しますしね。
新旧のDropboxフォルダの中身と同一であることを確認し、旧フォルダを削除
同期が終わったら、旧Dropboxフォルダと中身が同じになっていることを確認しましょう。
右クリック→プロパティ
(もしくはフォルダを選択した状態で「Alt」+「Enter」)
フォルダ数、ファイル数、データ量の3つが同じになっていれば完了です。
旧フォルダは削除してしまって構いません。
※間違って新フォルダを消さないように!!
以上でGoogleドライブ内にDropboxを作ることができました。
さっそくiPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存してみてください。
>>iPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存する方法へ
Googleドライブはインストールしてあるが、Dropboxはしていない
手順は次のとおりです。
※Dropboxのアカウントがないことを前提としています。
- Dropboxのアカウントを作成
- Dropboxのソフトをインストール
- インストール先をGoogleドライブ配下にする
気をつける点は特にないですね。
DropboxのIDとパスワードだけは忘れないように控えておきましょう。
Dropboxのアカウントを作成する
まずは、パソコンでもスマホでもいいので、Dropboxのアカウントを作成しましょう。
※パソコンで行った方が一石二鳥ですが、ひとまずスマホでアカウントだけ作っておいてもOKです。
※Googleのアカウント(Gmailアドレス)でDropboxのアカウントが作れます。
Dropboxのアカウントを作成:https://www.dropbox.com/ja/

「Googleでログイン」をクリックし、該当するアカウントをクリック

「許可」をクリック

「Dropbox利用規約に同意します」にチェックを入れて「登録する」をクリック
Dropboxのソフトをインストール
続いてDropboxをインストールします。
「ダウンロード」をクリック

「ダウンロード」をクリック

「Dropboxをダウンロード」をクリック

「保存」をクリック
ダウンロードが終ったらダブルクリックしてインストールを進めます。

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックしてインストール
インストール先をGoogleドライブ配下にする
インストールする場所をGoogleドライブ配下にしましょう。
直下の方が探しやすくて良いでしょうね。

「詳細設定」をクリック

「その他」をクリック

「ユーザー」をクリックして開き「Googleドライブ」をクリックする

「自分のDropboxを開く」をクリック

「スタートガイド」は右上の✕を押して消しましょう

Googleドライブの中にDropboxができた
以上でGoogleドライブ内にDropboxを作ることができました。
さっそくiPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存してみてください。
>>iPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存する方法へ
Googleドライブはあるけどパソコンにはインストールしていない。Dropboxもない。
普段パソコンをあまり使わない人はGoogleドライブすらインストールしていないことでしょう。
手順は次のとおりです。
※iPhoneにはGoogleドライブがあることを前提としています。
※Dropboxのアカウントがないことを前提としています。
- Googleドライブをインストール
- Dropboxのアカウントを作成
- Dropboxのソフトをインストール
- インストール先をGoogleドライブ配下にする
気をつける点は特にないですね。
DropboxのIDとパスワードだけは忘れないように控えておきましょう。
Googleドライブをインストール
まずはパソコンにGoogleドライブをインストールします。
Googleドライブをダウンロード:https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/download/
※GoogleのID(Gメールアドレス)とパスワードが必要です。

「Googleドライブにアクセス」をクリック

「パーソナル」の「ダウンロード」をクリック

「同意してダウンロード」をクリック

「保存」をクリック

「フォルダーを開く」をクリック

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリック

インストールが終わったら「閉じる」をクリック

「使ってみる」をクリック

GoogleアカウントID(Gmailアドレス)を入力して「次へ」をクリック

パスワードを入力して「ログイン」をクリック

「OK」をクリック

「次へ」をクリック

「OK」をクリック

「開始」をクリック
以上でGoogleドライブのインストールは完了です。
Dropboxのアカウントを作成する
続いて、パソコンでもスマホでもいいので、Dropboxのアカウントを作成しましょう。
※パソコンで行った方が一石二鳥ですが、ひとまずスマホでアカウントだけ作っておいてもOKです。
Dropboxのアカウントを作成:https://www.dropbox.com/ja/

「Googleでログイン」をクリックし、該当するアカウントをクリック

「許可」をクリック

「Dropboxの利用規約に同意する」にチェックを入れて「登録する」をクリック
これでDropboxのアカウントは作成完了です。
Dropboxのソフトをインストール
Dropboxをインストールします。

「ダウンロード」をクリック

Dropboxをダウンロード

「保存」をクリック
ダウンロードが終ったらダブルクリックしてインストールを進めます。

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックしてインストール
インストール先をGoogleドライブ配下にする
インストールする場所をGoogleドライブ配下にしましょう。
直下の方が探しやすくて良いでしょうね。

「詳細設定」をクリック

「その他」をクリック

「ユーザー」をクリックして開き「Googleドライブ」をクリックする

「自分のDropboxを開く」をクリック

「スタートガイド」は右上の✕を押して消しましょう

Googleドライブの中にDropboxができた
以上でGoogleドライブ内にDropboxを作ることができました。
さっそくiPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存してみてください。
>>iPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存する方法へ
iPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存する方法
iPhoneのワードアプリで作った文書をDropboxに保存する方法はとっても簡単です。
※iPhoneにDropboxをインストールしておく必要があります。

- 右上のメニューバーをタップ
- 「保存」をタップ
- 「+場所の追加」をタップ ※初回限り
- 「Dropbox」をタップ
- 「許可」をタップ ※初回限り
- 保存したいフォルダを選択
- 右上の「保存」をタップ
以上です。

右上のメニューバーをタップ

「保存」をタップ
※初回だけ「+場所の追加」をタップ

「+場所の追加」をタップ
※初回だけDropboxとの連携の許可が必要です。

「許可」をタップ
※2回目移行は保存先として「Dropbox」が選べるようになっています。

ファイル名を決めて「Dropbox」をタップ

任意のフォルダに移動して「保存」をタップ
これでiPhoneで作ったワードファイルをDropbox(つまりGoogleドライブ)へ保存ができました。
当たり前ですが、GoogleドライブやDropboxのアプリからでも、このワードファイルを確認することができます。
ワードアプリからでも開くことができますよ。(つまり編集することもできる)
【最後に】iPhoneのワードアプリで作った文書をGoogleドライブに保存する方法
少し強引ではありますが、これでiPhoneのワードアプリで作った文書をGoogleドライブに保存することができるようになります。
Googleドライブをメインに使っている人にとっては死活問題ですからね。
せっかくiPhoneでもワードが使えるようになっているのですから、活用しない手はありません。
ぜひ参考にしてください。かおるやでしたUo・ェ・oU