パソコン超高速化!SSDを選ぶ際に気をつけたい5つのポイント

なんだか最近パソコンがもっさいなぁ。内部からカチカチって変な音がするんだよなぁ。買ってから5年も経つしそろそろ買い替え時かなぁ。

ちょっと待って!その悩み、SSDで解決できるかもですよ!

パソコンの中にはハードディスク(HDD)という部品が入っていて、ここに全てのデータが保存されています。とはいえ年数とともに劣化し、よくわからないエラーが頻発したり、起動に時間がかかるようになったり、最悪の場合ある日突然立ち上がらなくなったりします。そうなってからでは手遅れで、中のデータも全て消えてしまうかもしれません。

そこで、通常内蔵されているHDDをSSDという新型のHDDに交換することによってパソコンをリフレッシュ&パワーアップさせることができます。

もちろん新型だけあってお値段も通常のHDDより高くはなります。それでも発売当初に比べればかなり値下がりしてきており、250GBくらいの物であれば10,000円程で手に入るようになりました。

今日はSSDを購入する際に気をつけるべき5つのポイントについて説明したいと思います。

目次

1.容量

既存のHDDをSSDに変更するにあたって、今あるデータはそのまま移したいと思うのが普通です。となると HDDに入ってるデータ量>SSDの総容量 となってしまうと、全部を移し替えれません。

SSDを購入する際には現状HDDのデータ量を必ず確認しましょう。

ssd1

この部分を見れば、今どれくらいのデータ量を使っているかがわかります。但し、気をつけてほしいのは、CドライブにはOS(Windows)が入っていて、その分のデータ量は考慮されていないということです。つまり、この場合264GB中空きが42.2GBとなっているので、使用しているのは 264-42.2=221.8GB と思いがちですが、OS分を+20GBくらい見ておいた方が良いです。つまり240GBくらいは使用していることになるので、新しく買うSSDは240GB以上の物を選ばなくてはいけません。

SSDに変更するにあたって不必要なデータを削除したり外付けHDDに移しておいてもいいですね。

2.サイズ(規格)

従来型HDDのサイズは一般的に2.5インチの物と3.5インチの物と2種類あります。デスクトップ型パソコンの場合だと3.5インチの物が多く、ノートパソコンだと2.5インチの物が多いです。

SSDの場合は3.5インチという括りはなく、デスクトップもノートパソコンもどちらも通常は2.5インチを選びます。

3.厚み

基本的には既存のHDDと同じ厚みでないといけません。今よりも薄い物であれば収まりますが、今より厚いものはノートパソコンであればまず収まりません。同じ厚みの物を選ぶようにしましょう。

パソコンの型番でググれば各メーカーの公式HPが見つかると思うので、必ず確認しておいてください。HDDの健康状態を調べるフリーソフトCrystalDiskInfoを使ってHDDの型番を直接調べることもできます。

当たり前ですがサイズが合わないと交換ができません。ちゃんと調べて購入しましょう。

4.タイプ

SSDは元となる性能が3種類あります。

  • SLC:最も高性能。処理速度が速く耐久性も高い。一般向けではない。
  • MLC:SLCよりは劣るが、それなりの高性能。
  • TLC:安くて性能も良くない。耐久性も難あり。

せっかくSSDに変えたのにすぐ壊れては元も子もありません。SLCの物は基本的に一般向けで出回っていないので、MLCの物を購入することをオススメします。安かろう悪かろうですので、TLCは購入しない方が良いと思います。

5.読込速度と書込速度

高性能なSSDとはいえ、物によって速度は違います。読込速度も書込速度も500MB/s以上の物を選ぶといいでしょう。

せっかく交換するんです。良いものを選んでより快適なパソコンに生まれ変わりましょう。

オススメのSSDは?

以上5つのポイントを抑えて購入すれば、よっぽどハズレを引くことはないと思いますが、そうは言っても実際購入するとなると迷いますよね。

そこで、僕のおすすめするSSDをいくつかピックアップしました。良かったら参考にしてください。

256GBのオススメ CSSD-S6T256NHG6Z

やっぱり安心の日本メーカーということで、256GBであれば東芝のCSSD-S6T256NHG6Zで決まりです。ちなみに僕も買いました(笑)

512GBのオススメ CT512MX100SSD1

Crucialというアメリカの半導体メーカーが作るSSDです。数々の受賞歴もあるので、品質は折り紙つき。

800GBのオススメ SSDPE2MW800G4X1

ご存知インテル入ってるのSSD。説明不要ですかね。但し、インターフェイスがPCI-Expressという特殊なものになっていますので、市販のノートパソコンでは装着できないでしょう。

1200GBのオススメ SSDSC2BA012T401

こちらは厚さ7mmのSerial ATAですので、ノートパソコンでも装着可能です。アホみたいに高いのでよっぽど購入する人を選ぶことになりそうですが…。

終わりに

ここのところ「パソコンが起動しない」という問い合わせが非常に多いです。原因の多くはWindows10へのアップデートによるものが大多数を占めているのですが、結果としてHDDの故障も伴っているケースもあります。

つまり、元々劣化していたHDDに対してOSのアップデート&更新プログラムのインストールという負荷を与えたばっかりに異常箇所が発生してしまう、というものです。

そうなってしまうと、ただリカバリするだけではダメでHDDも交換しなくてはいけません。そこで、せっかくであればSSDにグレードアップさせてみてはいかがでしょうか、というのが今回のエントリーの趣旨でございます。

買い換えるとなると10万円以上しますが、SSDへの交換&リカバリであれば、値段を抑えつつ高性能になって蘇ります。なんなら市販のパソコンはSSDではなくHDDなので、買い換えるよりも動きが良くなるかもしれません。

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この記事を監修しています

パソコン修理屋「かおるや」の代表です。
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