セキュリティソフトには、Windows10で無料で使用できる「ディフェンダー」以外にも様々なメーカーが販売しています。
そういったソフトのうち、使わなくなったりサポート期限が切れているものについては早急に削除(アンインストールと言います)する必要があります。
今回は大手セキュリティソフトの一つであるマカフィー(マカフィーリブセーフ)の削除方法を画像つきで解説していきます。
操作は簡単です。また、なぜ削除が必要なのかの理由も併せて説明していきます。
使わないマカフィーは削除しましょう
使わなくなったり、サポート期限の過ぎたマカフィーは早急に削除しましょう。
市販されているセキュリティソフトには、支払った金額に応じて「サポート期限」というものが設定されており、30日・1年などの期間だけセキュリティのサービスが受けられます。
これは逆に言えば、「サポート期限」が切れ、お金が支払われないとサービスが停止し、パソコンの守りが失われるということです。
セキュリティ対策で一番してはいけないことは、サポート期限が切れたソフトをそのまま使い続けることです。
期限の切れたセキュリティソフトは一切の保護をしてくれません。
インターネットにつながっているだけで、いとも簡単にウイルスに感染してしまうでしょう。
マカフィーを削除すると無料のセキュリティソフトに切り替わる
使用しなくなったマカフィーを削除すると、Windows10に内蔵されていて無料で使用できる「ディフェンダー」というセキュリティソフトに切り替わります。
マカフィーはお金こそかかりますが、セキュリティに関する相談を受け付けてくれたり、複数のデバイスを同時に管理できるなど、特に個人事業主・企業・学校などにとって便利な機能が得られるメリットがあります。
一方でディフェンダーも、パソコンを守るという点においては十分な性能を持ちます。
- サポート期限内のマカフィー
- Windowsセキュリティ
- サポート期限が切れたマカフィー
この順番でセキュリティが高くなっていますが、2と3の間には大きな隔たりがあります。
3の「サポート期限が切れたマカフィー」は、先ほどの説明の通りウィルスや犯罪に一切対応できなくなる為、壁に空いた穴のように危険を呼び込む原因(セキュリティホールと言います)になってしまいます。
サポート期限が切れる3大原因
マカフィーのサポート期限が切れる原因は主に3つ考えられます。
いずれの場合も期限がわずかになると通知してくれますので、そこでマカフィーの期限を買い足すか、削除するかを検討しましょう。
ケース1・購入した期限が切れる
単純に購入したサポート期限が終わりを迎えるケースです。
自身が購入したものではありますが、1年だったり、お買い得プランでは3~5年など長期に渡っていることがあり、忘れてしまうのも無理はありません。
ケース2・パソコンに付いてきたお試し版を使っていた
注意が必要なのはこのケースで、新しく購入したパソコンにオマケでマカフィーが付属しており、それを使用していた場合です。
ケース3・フリーソフトのオマケにお試し版が付いてくる
フリーソフトをインストールする際に、ソフトの作者がマカフィーと提携していて、目的のソフトのついでにマカフィーまでインストールされてしまうことがあります。
その場合はケース2と同様にお試し版の扱いになる為、短い日数で期限が訪れます。
マカフィーは自分で買わなくても入っている時がある
ケース2・3のように、自分で買った覚えがなにも関わらずマカフィーがインストールされている事があります。
こういったお試し版の多くはサポート期限が30日や60日と短く、期限が近づくとサポート切れの通知が表示されるようになります。
その通知を無視することなく、追加購入の予定がなければマカフィーを削除しましょう。
マカフィーがインストールされているか確認する方法
スタートボタンをクリックし、歯車のマークの「設定」をクリックします。
Windows10の設定の中の「更新とセキュリティ」をクリックします。
画面左の「Windowsセキュリティ」をクリックし、画面右に出てくる「Windowsセキュリティを開く」のボタンをクリックします。
「ウィルスと脅威の防止」をクリックすると、画面右側の表示が変わり、メインのセキュリティソフト名が表示されます。
マカフィーが動作している場合は「マカフィー ウィルススキャン」と表示されます。
マカフィーを削除する方法
使用しないマカフィーを削除(アンインストール)する方法を解説していきます。
コントロールパネルから削除
まずスタートボタンをクリックし、「Windowsシステムツール」の中にある「コントロールパネル」をクリックします。
画面の表示方法によって見た目が変わりますが、画像の通りに「プログラムのアンインストール」か「プログラムと機能」という所をクリックします。
名前順でカタカナの「マ」から始まる「マカフィーリブセーフ」をクリックすると選択された状態になります。
続いて画面上部の「アンインストールと変更」をクリックすると、マカフィーのウィンドウが表示・開始されます。
マカフィーのアンインストール用のウィンドウが表示されました。
中央付近の
- マカフィーリブセーフ
- このプログラムのファイルを~
の2つをクリックしてチェックを入れた状態にし、画面下部の「削除」をクリックします。
有効期限が残っていると警告が表示されます。
気にせず「削除」をクリックします。
アンインストールが進んでいきます。
インストールが完了したら、「今すぐ再起動」をクリックします。
Windows10が再起動しますので、再びサインインすれば作業完了です。
再びコントロールパネルからプログラムと機能の画面に戻ると、「マカフィーリブセーフ」が消えています。
付属のアプリ(ウェブアドバイザー)も削除する
プログラムと機能の画面を見ると、マカフィーリブセーフとは別に「マカフィーが提供するウェブアドバイザー」というアプリもインストールされています。
これはマカフィーリブセーフに付属でインストールされるもので、別途アンインストールが必要です。
「マカフィーが提供するウェブアドバイザー」をクリックすると選択された状態になります。
続いて画面上部の「アンインストールと変更」をクリックすると、マカフィーのウィンドウが表示・開始されます。
マカフィーリブセーフの画面の感覚でいると、画面右下の青いボタンが削除のように感じます。
しかし、青いボタンは「残す」で、こちらをクリックするとアンインストール画面が閉じてしまいます。
画面左下の白いボタン「アンインストールする」をクリックします。
ちょっと往生際の悪さを感じるデザインですね。
画面が切り替わりますが、一瞬でアンインストールが完了します。
「完了」をクリックします。
再びコントロールパネルからプログラムと機能の画面に戻ると、「マカフィーが提供するウェブアドバイザー」が消えています。
Windowsセキュリティの確認
マカフィー削除後に、代わりの「ディフェンダー」がちゃんと動作しているかを確認しましょう。
スタートボタンをクリックし、歯車のマークの「設定」をクリックします。
Windows10の設定の中の「更新とセキュリティ」をクリックします。
画面左の「Windowsセキュリティ」をクリックし、画面右に出てくる「Windowsセキュリティを開く」のボタンをクリックします。
「セキュリティの概要」という画面になり、各項目に安全を表す緑のチェックが入っています。
また、各項目に「操作は不要です」と書かれており、問題なくディフェンダーが働いていることが確認できました。
まとめ:期限の切れたマカフィーは削除しよう
必要がなくなったマカフィーの削除方法について解説しました。
期限の切れたマカフィーは逆にトラブルの原因に変わってしまいますので、放置せずに削除するようにしましょう。
マカフィーはパソコン使用者が意図せず使ってしまっているケースが多いため、今回はアンインストールの手順を解説しました。
しかし、マカフィーにも購入するメリットはありますので、セキュリティソフトは自分に合った方を選択してください。
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