本日は「iTunesがインストールできない」というトラブルを解決してきました。
※iTunesがインストールできない「もう1つのパターン」はこちらの記事にて解説しています。
エラーの内容
このWindowsインストーラパッケージには問題があります。
このインストールを完了するのに必要なプログラムを実行できませんでした。
サポート担当者またはパッケージのベンダに問い合せて下さい。
PC スペック
富士通ノートパソコン
OS:Windows7 SP1 64ビット
トラブル内容
お客様からヒアリングした情報は以下の通りです。
- iPhone8を購入したので、元々使っていたiPhone6sのバックアップを取った
- 続いてiPhone8をPCと接続したら、iTunesを最新にしてくださいと表示された
- 画面の指示に従いiTunesをアップデートしようとしたらエラー画面が出た
- 一旦iTunesをアンインストールし、再度最新のiTunesをインストールしようとしたが同じエラーが出てインストールできない
ざっくり言うとこんな感じでした。
試したこと
前回と同じ轍を踏まないために、ひとまず自分で再現してみました。
まず、ちゃんとiTunesがアンインストールされてることを確認する。ダウンロードフォルダにiTunesのインストールファイルはあったが、改めてAppleの公式サイトから最新版のiTunesをダウンロードする。
この時、Windows7の64ビット対応の物であることを再度確認。
ダウンロードが終わったら、他のアプリケーションを全て終了させてインストールを実行。
ヒアリング通りのエラーが発生。
原因の切り分け
最新のiTunes全てで起こっているのか、ダウンロードしたexeファイルに問題があるのか、はたまたパソコン自体に問題があるのかの切り分けを行いました。
- 試験用パソコン(Windows7)に先程ダウンロードした最新版iTunesをインストールしてみる→問題なくできた
- 試験用パソコン(Windows7)で最新版iTunesをダウンロードし、それを症状が起きているパソコンに移しインストールしてみる→同じエラーが発生
以上のことから、エラーが起きているパソコンに問題があることがわかりました。
解決方法 Apple Software Updateの修復
今回はApple Software Updateの修復で解決しました。
- コントロールパネル
- プログラムのアンインストール
- Apple Software Updateの「修復」
修復完了後、改めてiTunesをインストールすると、無事セットアップが完了しました。インストールに要した時間は5分程です。
まとめ
iPhone8は最初からiOS11になっているため、最新版のiTunesでないと復元ができません。
できれば、旧iPhoneでバックアップを取る時点で、先にiTunesを最新版にアップデートしておくことをオススメします。
また、旧iPhoneも最新のiOSにアップデートしておくことをオススメします。
バックアップ時と復元時でiOSやiTunesのバージョンが異なると、復元に失敗する可能性があるからです。これはiPhone7の時に何人も犠牲者が出ています。
※旧iPhoneを下取りに出してしまい、バックアップを取り直すこともできないという大惨事
Apple社製品はWindowsと違って、容赦ないです。突如として仕様が変わり、平気でリスクを取らせてきます。
iPhoneユーザーはこの辺りを重々承知した上で使用してくださいね。かおるやでしたUo・ェ・oU