情報弱者のSNS。二段階認証をやらずに診断テストをやる。

2017年5月31日

こんにちは、かわかみです。

情報弱者とは何たるかについて3回に分けて書いてきました。合計15000字。もはや自己満足に近い何かを感じる所存でございます。

今日からは、どういった行動が情弱なのか、どうすれば情弱から抜け出せるのか、について具体的な事例や、様々な事件を題材にして書いていく予定です。一例目はやっぱりSNS。情報弱者の巣窟です。

 

敷居が低いSNS

インターネットが一般に普及しだした今から約20年前、今のSNSの代わりを果たしていたのは2ちゃんねるを代表する掲示板でした。

その辺りはけんすうさんがPLANETSでTOKYO INTERNETとという超両記事(連載)を書いてるので是非読んでみてください。めちゃくちゃ面白くて勉強になります。

当時の2ちゃんねるはある意味ハードルが高く、一般の人たち(特に情報弱者)は足を踏み入れることができませんでした。迂闊に踏み入れてしまった場合、無傷で生還するのは非常に困難を要したのです。

ところがmixiを始めとするSNSの台頭でインターネットを取り巻く環境が一変し、もっと身近な、いつでもそばにあるものとして定着しだしました。

それまで危ないもの、怖いもの、として遠ざけられていたものが、便利で楽しいものに変貌を遂げたことにより、知識や情報を持たない者が好奇心だけで簡単に利用してしまうようになったのです。

インターネットが危なくて怖いものということは何となくわかるけれど、それよりも楽しさが上回り、さしづめ赤信号皆で渡れば怖くないよろしく、ITリテラシーの低い人たち(情報弱者)が、こぞってインターネットの世界に入り込んできました。その結果、意図も簡単に被害が拡散されてしまっているのが現状です。

 

インターネットは何も変わらない

ところで、どうしてインターネットは危なくて怖いものというイメージが先行していたのでしょうか。それは、インターネットが世界中にリアルタイムで繋がっていて、実物がないものだからだと思います。

今でも年配の方の中には、アカウント作成の際に名前や住所を登録するのを嫌がる人が少なくありません。これは正しい防御策だと言えます。

自分で理解出来ないものには手を出すべきではない、という倫理観はある意味正解で、それが大事な個人情報ともあれば、注意に注意を重ねて守るのは当たり前のことだからです。

こういった方々にとってインターネットは、便利で楽しいものというイメージよりも、危なくて怖いものという方が根強く浸透しています。

ところが現代の若者はどうでしょう。物心付いた時にはスマホがあってSNSがあって。そんな時代に生まれた彼らにとってインターネットは便利で楽しいモノの他なりません。そこに危なくて怖いものという認識は皆無に等しく、当たり前のように個人情報を入力します。

つまり、インターネットが変わったのではなく、扱う人間・環境・時代が変わったのです。今も昔もインターネットは危なくて怖いものであり、便利で楽しいものなのです。

インターネットへの入り口の違いが、そのままイメージ(捉え方)の違いとなっているだけなんですね。このことをフレーミング効果と言います。今読んでいる名著『スロー&ファースト』で知りました。

フレーミング効果とは、問題や質問の提示のされ方によって意思決定が異なることをいう。

コトバンクより引用)

 

ではさっそく、SNSにおける情弱行為について具体的に見ていきましょう。一体どういった行為が「情弱乙」なのでしょうか。また、SNSをやる上で気をつけるべきポイントはなんなのでしょうか。

 

やってはいけない診断テスト

SNS上にはスパムアプリと呼ばれるものがあります。アプリ(ゲーム)を装って利用を促し、その裏で個人情報を抜き取ったり(個人情報抜き取り型)、本人に許可なく勝手に投稿(勝手に投稿型)できるようになってしまうのです。

どういうアプリ(ゲーム)を装ってるかと言うと……

「あなたの◯◯とは…!?」といった類いの所謂「診断テスト」と言われるものです。一度くらいは見たこと、もしくは使ってしまったことがあるのではないでしょうか?

この手のアプリは使用する際に必ず使用許可を確認してきます。で、よく読むとそこにはちゃんと「個人情報抜き取りますよー」と書かれています。

これはまさに個人情報抜き取り型のスパムアプリでした。勝手に投稿型ではない旨が下に記載されています。がしかし、本当にそうなんでしょうか?ここにはそう記載されていたとしても、利用規約には違うことが書いてあるかもしれません。

ということで利用規約を読むと、そこには恐ろしいことが……

読めるかー!!

このアプリは(国旗から想像するに)イギリスが作ったアプリで、利用規約は全て英語で書かれていました。英語力のない僕には何が書かれているかさっぱりわかりませんでした。

もしかしたらこの中にとんでもないことが書かれているかもしれません。アプリによる無許可の投稿を許可する旨が書かれているかもしれません。そうでなくても、少なとも個人情報は抜き取られるわけですから、それでもこのアプリを使うというのでしょうか。

 

このように、SNS上で度々登場する「診断アプリ」の類いは、ほぼ全てがスパムだと思った方が良いです。面白い機能を装って個人情報を抜き取ろうとします。名前、メールアドレス、電話番号、写真など、SNSに登録してある情報は全て丸ごと持っていかれるでしょう。

そして、この迷惑アプリの恐ろしいところは、自分だけでなく友達の個人情報をも抜き取られるところにあります。つまり、スパムアプリを利用するということは、

他人に迷惑をかける情弱の典型的行為

と言えるでしょう。本当にいい迷惑です。

勝手に投稿型であれば、友達に個別メッセージを送ることも可能です。ほら、レイバンのセールがどうのこうのとかって送られてきたことありますよね?原因の1つはスパムアプリだったのです。

 

なお「診断テスト」以外にも「感動する話」「面白いニュース」「名言シリーズ」などもよくあるスパムアプリです。絶対にやらないようにしましょう。

 

やらなきゃいけない二段階認証

スパムアプリは絶対やっちゃダメでしたが、それとは逆にSNSを使う上で必ずやらなくてはいけないのが

二段階認証

です。昨今のWEBサービスを利用する上では当たり前となったアカウント防衛策です。詳しくは以前こちらで書きました。

日本で利用者の多いSNS、Facebook、Twitter、Instagramの3つとも二段階認証ができるようになっています。

※Twitterの二段階認証の設定方法については後日upします。

 

ブラウザからでもアプリからでも簡単にできます。これだけで乗っ取りの被害に合う恐れが現状ほぼ100%防ぐことができるので、未だやってない方は今すぐやりましょう。

ちょっと前に大騒ぎになっていたAmazonのマーケットプレイス詐欺問題も、二段階認証をしていれば防ぐことができていました。

 

このように、インターネットで個人情報を扱う場合は、今や二段階認証は当たり前中の当たり前となっているのです。

「よくわからないから」「そんなに使わないから」「どうせ大丈夫でしょ」。このような考え方でインターネットを利用するのは裸で戦場を歩くようなもの。それこそ二次被害、三次被害の元凶ともなり得ることですので、今すぐ二段階認証を設定しましょう。

何度も言います。

二段階認証しなきゃ、ダメ。ゼッタイ。

 

今日の脱・情報弱者

診断テストをやらずに、二段階認証すべし。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。つづく。

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