情報弱者のインターネット。光回線とプロバイダ。Wi-Fiとかって一体なんなのよっていう話。

2017年6月9日

自宅のインターネットが、どこの回線と契約していて、どこのプロバイダを使っているのか、Wi-Fi環境になっているのか、ちゃんと把握していますか?

「別にインターネットできてるんだからいいじゃん」

大事なのはインターネットが繋がらなくなった時です。どこに何を問い合わせればいいのかわからず、片っ端から電話してたらい回しにあった経験はありませんか?

また、家電量販店や訪問販売の人の良さそうなお兄さん(自戒)の言われるがままに契約したばっかりに、必要以上に高い料金を払い続けているなんてことはよくある話です。後で気づいた時には何万円も損をしてたとわかると馬鹿な自分を嫌になったりするものです。

今日はそんな回線プロバイダ情弱からおさらばする内容にしたいと思います。

 

インターネット~回線とプロバイダ~

まずは大前提としてわかっておいて欲しい知識から。難しくないので大丈夫です。下のへったくそな絵を見てください。インターネットとはこういう仕組みになっています。

パソコンやスマホは自宅のルーター(モデム)経由でインターネットの世界へ繋がっています。インターネットの世界とパソコンやスマホを繋いでる線が光回線(光ファイバー)と呼ばれるものです。インターネットの世界に入るにはISP(プロバイダ)という門番を介す必要があります。

こんな感じですかね

ということで、インターネットを利用するには光回線とプロバイダが絶対に必要なのです。

光回線:契約と工事

プロバイダ:契約とルーター(モデム)設定

この2つをさらに紐解いていきましょう。

 

高速道路に例えるとわかりやすい

そうは言ってもいまいちインターネットの仕組みが理解できない方は、高速道路に例えると非常にわかりやすいと思います。某ヤマダ電機で働いていた時によく使っていました。こんな感じです。

 

 

高速道路(色んな所へ行ける) ← インターネットの世界

料金所 ← ISP(プロバイダ)

高速道路までの道 ← 光回線

パソコン・スマホ ← 車(性能によっても速度は左右される)

高速道路に乗る(インターネットの世界に行く)には、そこまでの道(光回線)が必要で、高速道路に入るためには料金所(プロバイダ)を通る必要があります。

車(パソコン・スマホ)によって性能も違うので、インターネットに繋がるまで、繋がった後の速度も実際には違うのですが、とりあえず今回は割愛します。

いかがでしょうか…笑。

 

お金に関して

高速道路までの道(光回線)を利用するためにはお金が必要です。また高速道路に入るためにも料金所(プロバイダ)でお金を払う必要があります。でも高速道路(インターネット)に入ってしまえばお金はかかりません。

このように、光回線とプロバイダの両方にお金を払う必要があります。

速度に関して

高速道路までの道(光回線)がガタガタだったり、混雑していればスイスイ走れない(遅い)し、しっかりと整備されて空いていればビュンビュン(速く)走ることができます。

料金所(プロバイダ)も同じです。窓口の数が少ない上に車が多くて混雑していれば高速道路に入るまでに時間が掛かりますが、いくつもあって空いていたり手慣れた人が運営していればスムーズに高速道路(インターネットの世界)に入ることができます。

このように、選ぶ光回線とプロバイダによってインターネットに繋がる速度が変わるということになります。

 

では、光回線とプロバイダについて詳しく学んでいきましょう。

光回線の種類

光回線にはたくさん種類がありますが、住んでる地域や住居の環境によって選べるものが決まっています。

日本で1番利用者が多い光回線はNTTのフレッツ光というものです。流石に聞いたことありますよね。

光回線は目に見えるので理解しやすです。普段何気なく視界に入ってる電柱を見ればほぼ100%確認できます。これです。

これ全部光回線と呼ばれるものです。

※ちなみにこの写真の場合は、下から順番に、NTT(フレッツ光)、コミュファ光、ケーブルテレビ会社の光回線となっております。

光回線は大きく分けて4種類あります。NTT系、KDDI、電力会社系、ケーブルテレビの4つです。この中から好きなのを選べるのですが、先述通り地域や住居の環境(戸建てかマンションか。マンションの場合は階数に寄っても異なる)によって制限される場合がほとんどです。うちの場合はNTTかケーブルテレビしか選べませんでした。

代表的な光回線の名称と利用可能エリアをまとめました。

光回線各社の違いはインターネットに繋がる速度と毎月必要な料金です。また、細かいところで言えば受けられるサービスの内容も違ったりしますが、今回は割愛しておきます。

使用する光回線を選んだら、契約と工事が必要となります。但し、光回線の契約と工事が終わってもインターネットは使えません。プロバイダの契約と設定が必要です。

 

プロバイダの種類

プロバイダは光回線よりも、もっとたくさん種類があります。但し、利用する光回線によって選べるものが決まっています。

日本で1番利用者が多いプロバイダはOCNです(2016年3月末時点。MM総研調べ)。

OCNはNTTの子会社であるNTTコミュニケーションズのサービス名称です

 

プロバイダは目に見えないのでちょっとわかりづらいかもしれませんが大丈夫です。その分単純ですから。

プロバイダは光回線によって選べるものが決まっていると言いましたが、実は光回線とセットになってることが多いのです。NTTと中部電力のコミュファ光 以外は全てセットになっています。

※コミュファ光はセット型を選ぶこともできます。詳しくはこちら→コミュファ光キャンペーン実施中!

このように、セットになってたり選べたりするので余計に理解しずらいのがプロバイダです。また、NTTやコミュファ光であっても、あたかもセットかのように説明されるので、選べるということを知らない人はたくさんいます。

 

選べるメリット

  • プロバイダによって異なるサービス(恩恵)を受けることができる
  • プロバイダを変更することで速度の改善が見込める

セットになってるメリット

  • 迷わなくて済む
  • ワンストップでサービスを受けることができる
  • セット割が適用される場合がある

 

正直言うと一長一短です。速度に関しては選べた方が融通がきいて、セットになってる方がワンストップでサービスを受けれるのでわかりやすいかもしれません。

 

NTTとコミュファ光が選べるプロバイダ

選べるのはNTTとコミュファ光だけになりますが一応まとめておきます。コミュファ光は全て載せていますがNTTは選べるプロバイダが実に400以上ありますので代表的なものだけを載せておきます。

▲クリックで拡大

コミュファ光で選べるプロバイダは全てフレッツ光でも選べます(一部エリアを除く)。

プロバイダも光回線と同じくインターネットに繋がる速度と毎月必要な料金が違います。そして受けられるサービスの内容も違います。特に1番重要なのはメールアドレスだと思いますが、ここでは割愛します。

 

使用するプロバイダを選んだら、契約と設定が必要となります。その辺りを光回線と合わせてもう少し細かく見ていきましょう。

 

光回線は工事、プロバイダは設定

光回線もプロバイダも共に契約が必要(プロバイダがセットの場合は光回線と同時契約)ですが、契約した後に必要となるのが工事と設定です。

一番最初の図を思い出してもらえばわかると思いますが、光回線は工事が必要ですが設定は必要ありません。あくまでただの道(線)なので。

プロバイダは工事がない(目に見えない)分、設定が必要となります。いわゆるインターネットの設定というものです。「インターネット 設定」とググるとプロバイダの設定方法がたくさん出てくると思います。これがプロバイダの設定のことです。

それぞれ具体的に何を行うのかまとめておきましょう。

 

光回線の工事

  1. 外の電柱から家まで光ファイバーを引っ張ってきて家の中に引き込む。
  2. 引き込んだ光ファイバーをONU(HGW)と呼ばれる機械に差し込む。
  3. マンションの場合は1が不要で2だけで終わる場合がほとんど。
※こんなような機械が電話機の近くに置いてあるはずです。

光回線の工事はここまでです。基本的に工事の人はプロバイダの設定を行わないので、工事だけやったら帰っていくはずです。

 

プロバイダの設定

  1. ONUとパソコンをLANケーブルで接続する
  2. プロバイダのIDとPASS(通称アイパス)をONU内に設定する

※ONUがルーター一体型ではない場合は別途ルーターが必要となります。アイパスの設定は、あくまでルーター側に行います。

このプロバイダの設定を行うことによって、初めてインターネットができるようになります。この設定をせずにLANケーブルをパソコンに挿してもインターネットはできないんですね(細かいことを言えばやる方法はあるけど割愛)。

無線機能が付いたONUやルーターの場合、プロバイダの設定をしなくても無線の電波(Wi-Fi)は飛んでるんですが、これに接続してももちろんインターネットは繋がりません。

なお、ルーターが別途必要となる場合は基本的にルーターは購入する必要があります(回線会社やプロバイダからレンタルしたり、プレゼントされる場合もあります)。物によって速度が違いますので、なるべく良い物を買いましょう。

最近の僕のおすすめはこれです。

 

ここがわかりづらい!ONUとかルーターとかってなんだ

ちょっと難しいお話になるので飛ばしてもらって結構ですが、せっかくなので知りたい人は一読ください。

いわゆるONUという機械は回線端末装置と言います。外から引き込んできた光ファイバーの受け皿と思ってもらってOKです。あくまで受け皿なので、プロバイダの設定はできません。プロバイダの設定をするにはルーターと呼ばれる機械が別途必要になります。

ところが最近では、ONUとルーターが一体になってる機械が主流となっており、わざわざルーターを買う必要がない場合もあります。つまりこゆこと。

そして、このルーターには概ね無線の電波を飛ばす機能が付いているので、一般的に無線LANルーター(もしくは無線ルーター)と呼ばれています。インターネットの設定がしてある無線LANルーターから飛んでる電波のことを最近ではWi-Fiと言うようになりました。

「家の中Wi-Fiにしてないの?」とは、「無線の電波を使ってインターネットができるようにしていないの?」という意味で、つまりは「インターネット(光回線とプロバイダ)の契約をして、無線LANルーターを設置(設定)してないの?」ということですね。

「当店は無料Wi-Fiが使えます」とは、「無料で使える無線インターネットの電波が飛んでるから使っていいよ」ということなのです。お分かりいただけたでしょうか。

ただし、無線機能のないルーター一体型ONUというのもあるので、ルーター機能がある=Wi-Fiが使える、ということではありません。せっかくなので全パターン載せておきましょう。

また、上の図から分かる通り、電波の有無とインターネットの可否は別物です。インターネット(プロバイダ)の設定をしていなくても電波は飛ばせるので、スマホから拾うことができます。

つまり、[設定]→[Wi-Fi]→[オン]にすると、その場所で拾える無線の一覧を見ることができて、設置した機械(ルーター)のSSIDに接続することができます。

但し、いくら接続できても、ルーターにインターネット(プロバイダ)の設定をしていなければインターネットには繋がりません。下の図参照。

こういうことです。

複雑かもしれませんが、これを理解できると凄く気持ちが良いです(笑)

 

かなり長くなってしまったので今回はここまでとします。

次回は契約内容の見直しについて解説したいと思います。

 

今日の脱・情報弱者

光回線とプロバイダは別物である。

最後までお読み頂きありがとうございました。つづく。

 

 

 

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