【持論】携帯の2年縛りは悪か善か

ドコモauソフトバンク

総務省の声を受け、各携帯キャリアが次々に新料金プランや新制度を発表しています。ちょろっとまとめた上で、現状の2年縛りが本当に悪なのか、それとも善なのかを自分なりの意見を述べたいと思います。

 

カケホーダイライト

「携帯代を安くしろ!」との声に背中を押されて、手始めに始まったのがカケホーダイライトプラン※ドコモの名称。auはスーパーカケホ。ソフトバンクはスマ放題ライト。

「カケホーダイライトプラン」を提供開始

1回の通話時間が5分以内なら基本料だけでいいですよ、という従来のカケホーダイ(どれだけ通話しても所定の基本料のみで、通話料はかからない)のお手軽版。3社揃って同一仕様の同一料金。このライトプラン導入により、あまり電話をかけない層は1000円安くなった

実は僕もこの恩恵を受けた1人。普段あまり通話はしないので、サービス開始と同時に契約を切り替えました。電話をかける度に通話時間を少し気にするようになってしまいましたが、今まで5分を超えたのは1度だけ。普通に喋る分にはせいぜい3分以内に収まっています。案外喋らないものですね。

 

MNPキャッシュバック禁止

続いて行われたのがMNPにおけるキャッシュバックの禁止

携帯電話の「実質0円」完全禁止に、各社の値下げプランは2016年1月発表へ

これ、ニュースでは「一括0円禁止」「実質0円禁止」となってますが、実際は違います。 一括0円も実質0円も未だ継続中です。ただし、MNP時のキャッシュバックが全面中止になっています。 つまり、0円を下回ることをしたらダメ、という認識に置き換わってるんですね。なんでかは知りませんが……。

ところで、どうしてMNP時のキャッシュバックがダメなのか。 MNP時に使っていたキャッシュバックの原資が既存ユーザーの使用料だからです。つまり、既存ユーザーが各社に払っている費用がMNPした人へキャッシュバック(現金還元)されていたのです。これ、どう思いますか?

ショップの窓口で携帯代を払ったとします。そのお金の一部が隣でMNPの手続きをしてる人へ「MNPありがとうございます!」の声とともに渡される。携帯代を払った自分には一切の還元はない。 長く使ってる人よりも、各社を転々としてる人の方が得をするシステムなのです。

どうですか?怒れてきませんか?僕は怒れてきます。

そう思う人がたくさんいて、このMNPのキャッシュバックは禁止されました。と思ってたら、実は某S社はまだ行っていました。一部ショップでは隠語を使ってキャッシュバックを行っています。 ここでは詳しく書きませんが、なんとも不道徳な話です。総務省の舵取りで各社一斉に禁止にしたのに、S社だけはこっそり行ってる。僕ら消費者を冒涜していると言っても過言ではないですよ。

 

解除料不要の新料金プラン

では、タイトルでも少し触れている先日発表された最新の料金プランの話を最後にして締めたいと思います。

au、契約解除料が発生しない「新2年契約」プランを発表–月300円追加で

auとソフトバンクが、契約解除料が掛からない料金プランを発表しました。でもこれ、ちゃんとオチがあります。

まず、最初の2年間は解除料がかかります。そもそも2年間継続することを前提として通常プランより安くなってるので、しょうがないでしょう。 そして、2年経って3年目に入るといつ解約しても解除料がかからなくなるのです。これで今後は更新月を気にしなくて済みます。気兼ねなく他社へ移れますね。良かった良かった。

でも実は、結局解除料相当額、最悪の場合はそれ以上を払うことになるのです。

2年経ったら解除料はかからなくなりますが、月々の料金が通常の2年縛りのプランより300円高いんですね。つまり2年間で、300円×24ヶ月=7200円を払うことになるのです。さらにそこから8ヶ月経つと、300円×32ヶ月=9600円!!なんと通常の解除料(9500円)より多く払うことになってしまうのです。

これでは本末転倒以外何ものでもありません。 これが3年目以降解除料なしになる新料金プランの正体です。なんのこっちゃ、ですよね。 結局、今まで通り2年縛りのプランのままの方がお得なんです。

現状の2年縛りの場合、解除料のかからない更新月1ヶ月→2ヶ月に変わるみたいですので、こちらの方がまだ嬉しいですね。

そうは言っても、この辺りの話って全部他社へ移る、MNPの人だけが関わる話であって既存のキャリアを継続する方にとっては何にも関係ない話だったりもします。僕なんかも今のキャリアを変えるつもりは毛頭ないですからね。

逆を言えば、いつでも他社へ移れるようにしちゃうとサービス力の低下が危ぶまれると思うんですよ。考えてみてください。とりあえず2年間は自社の会員でいることがわかってるユーザーへのサービスと、いつ辞めてしまうかもしれないユーザーへのサービス。これってどうしても差が出てしまうでしょ。僕でもそうです(笑)

ずっと自社の会員でいてくれるなら、結構なワガママ聞きますし、ある程度は利益度外視でサービスします。でもそうじゃなければ無理はしたくはない。ましてや損をしてまでサービスはできない。潰れてしまっては元も子もないし、他の会員に迷惑かけることになる。

とどのつまり、2年縛りはあったほうが良いと僕は思う。 それが既存ユーザーに最もサービスできるサービスではないでしょうか。

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